Fee 医療費について
訪問診療
(自宅・月2回訪問の場合)
当院では「在宅時医学総合管理料」を算定しています。
在宅療養中の患者さんの全身状態を総合的に管理することを評価するもので、
計画的な医学管理のもとに定期的な訪問診療を行っている場合に、
患者さんの同意を得て月1回算定するものです。
医療処置に必要なガーゼ・絆創膏などの衛生材料、処置時に使用する手袋代、
ウロバッグ代などの物品代のほとんどが、
この費用のなかに含まれます(一部対象外の医療材料があります)。
当院はこの管理料を算定するための施設基準を満たしており、
安心して在宅療養生活を送れるよう支援する体制が整っています。
なお診療費のお支払い方法は、銀行口座からの自動引き落としです。
毎月末締めで翌月に請求書をお届けします。
項目 | 金額 |
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在宅時医学総合管理料 | 4,500円 または 5,400円(厚生労働大臣が定める状態の方) |
在宅患者訪問診療料 | 890円×2回 |
合計 | 6,280円 または 7,180円 |
別途状態によって必要な費用 |
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在宅酸素療法を行う場合:約8,000円 / 月 |
麻薬の持続皮下注射:約3,000円 / 月 |
- ※上記は税込表記、かつ1割負担の場合です。
- ※処方箋を交付しない場合は30円加算されます。
- ※患者さんの状態によってさまざまな加算があります。上記の金額はあくまでも参考です。
訪問診療
(施設・月2回訪問の場合)
当院では「施設入居時等医学総合管理料」を算定しています。
同施設に当院が訪問診察する患者さんが2人以上いる場合と1人の場合とで、
施設入居時等医学総合管理料は変わります。
項目 | 金額 |
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A:施設入居時等医学総合管理料(2~9人) | 1,700円 または 3,240円(厚生労働大臣が定める状態の方) |
B:施設入居時等医学総合管理料(1人) | 3,200円 または 3,900円(厚生労働大臣が定める状態の方) |
在宅患者訪問診療料 | 210円×2回 |
合計 | Aの場合:2,120円 または 3,660円 Bの場合:3,620円 または 4,320円 |
- ※上記は税込表記、かつ1割負担の場合です。
- ※処方箋を交付しない場合は30円加算となります。
- ※患者さんの状態によってさまざまな加算があります。上記の金額はあくまでも参考です。
末期がんの方の場合
料金は、在宅がん医療総合診療料で算定。
1週間に訪問診療回数が1回以上・訪問看護回数が1回以上あり、
訪問診療と訪問看護の合計日数が週4日以上のすべてを満たした場合に1週間定額の料金が発生します。
そこには、訪問診療料・訪問看護料・処置料・注射料・検査料などが含まれます。
在宅がん医学総合診療料 |
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処方箋発行ありの場合:18,000円 / 週 |
処方箋発行なしの場合:20,000円 / 週 |
- ※上記は税込表記、かつ1割負担の場合です。
- ※基準に満たなかった場合は在宅がん医学総合診療用の算定ができないため、通常の訪問診療として算定します。
医療費の自己負担限度額
・そのほか公費負担制度
「限度額適用・標準負担額減額認定証」をご提示いただければ、高額療養費制度を利用し、
同一月のお支払いの一部負担金が、所得区分に応じた自己負担額限度額までとなります。
重度心身障碍者医療費資格者証をお持ちの方や、難病で特定医療費受給者証をお持ちの方、
生活保護など公的助成制度をご利用の方の自己負担額はより軽減されます。
70歳以上・自己負担限度額 |
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一般(1割負担):18,000円 |
低所得者Ⅰ・Ⅱ:8,000円 |
- ※上記は税込表記です。
- ※診断書代は診療費に含まれないため、別途請求させていただきます。
居宅療養管理指導
介護保険をお持ちの方は、居宅療養管理指導および
介護予防居宅療養管理指導のサービス利用料をいただいております。
通院困難な要支援・要介護状態の患者さんの居宅を同意を得て訪問し、
心身の状況や置かれている環境などを把握。
そのうえで、可能な限り居宅において自立した日常生活を営めるよう、
計画的かつ継続的な医学的管理にもとづき療養上の管理・指導・助言などをし、
ケアプラン作成などに必要な情報を提供します。
また、患者さんやご家族に対し、居宅サービス計画(ケアプラン)の利用に関する留意事項や
介護方法などについての指導・助言を行います。
単一建物居宅者のひと月の算定人数 | 1人 | 2~9人 |
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居宅療養管理指導Ⅱ(月2回限度) | 1回298円 | 1回286円 |
- ※上記は税込表記です。